コロナ戦争

たちばなしNo.73

黄昏


こうさんのひとり言

AFPの報道によると、アメリカの新型コロナウイルスでの死者数は5万8365人となり、あのベトナム戦争の犠牲者数を超えたという。

ベトナム戦争では5万8220人のアメリカ人が死亡したとされるが、それを上回るどころか、先の見えない今回の戦いでは、まだまだ死者数は増え続けていくだろう。まさにベトナム戦争を上回るコロナ戦争といえる様相を呈してきた。

20日午前4時の時点で、世界の新型コロナウイルスでの死者数は21.4万人。
感染者は世界193の国・地域で306万人以上。
このうちの3分の1はアメリカである。
いまやアメリカを中心とした史上最悪・最大のパンデミックだ。

しかし悪いことばかりではない。
回復者が、少なくとも84万人はいるそうだ。
感染者数を100とすると、回復者の割合は約28パーセント、死者数は約7パーセント。

さらに言えば、それぞれの国や人々の努力によって、今後さらに新型コロナウイルスを封じ込めることができるかもしれない。そうすれば感染者も減ってくるだろう。その間に特効薬が開発されれば、回復者の割合も大幅に増加するに違いない。



SARSの致死率が14%程度だから、今のところはこれには及んでいない。
しかし、これほどまでの世界規模でのロックダウンを引き起こさせたウイルスは、かつて例を見ないのではないだろうか。

昨年12月末に中国武漢で発症したこのウイルスは、あっという間に世界にまん延し、半年もたたぬうちにここまでの事態を招いた。これほどまでのウイルスの感染拡大を招いたのは、急速に進んだグローバル化によるところが大きい。

人も物もいまや自由に世界を行き交う。
しかし、その負の側面がはからずも突然大きく噴出した。
まるで地下で静かに眠っていたマグマだまりが、容量を超えるマグマの供給を得て地上にあふれ出てきたように。その供給元は中国であっただろうと容易に推察される。

そうだからと言って、単純に中国を責めるわけにはいかない。もちろん中国にも大きな責任はあるだろうと思う。しかし、中国の好調さに頼ってグローバル化を強力に進めてきた世界にも責任がないとはいえない。

専門家は、新型コロナウイルス騒動ののちに、このグローバル化の反動の嵐が必ず巻き起こると指摘している。
そのとき先陣を切るのは、最も被害の大きかったアメリカ自身かもしれない。

少々大げさに言うと、これまで世界の自由化をリードしてきたアメリカが、今度は我が身を守るために自由に敵対する一大勢力に変貌するなんてことにもなりかねない。

さらに今回の騒動で、それぞれの国の脆弱な部分が表出し、人々は国や社会に不安を募らせ、不安定な社会状況が生み出される可能性も十分にある。

今回のコロナ戦争の先に、どんな新たな嵐がやってくるのかわからないが、わたしたちは力を合わせ、知恵を絞り、これに立ち向かっていかなければならない。
そうでなければ再び次の戦争に巻き込まれてしまうかもしれないから。

感染者数や死者数のあまりの多さから、こんな心配をせざるを得ない状況にあると思えてならない。



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