たちばなし No.81
昨日の曇天から一転して
本日快晴!
仕事は休み。
天気は最高、季節は最高。
よし、どこかに行こう!
と言いたいところだが、今はまだダメ。
きょうも自宅で過ごす。
今油断すると、どこかのようにコロナ第2波に見舞われるかもしれない。
じっとしていよう。
じっとしていたからといって死ぬわけじゃない。
天気に誘われて庭に出てみると、
思いがけない住人に出くわした。
カナヘビだ。
なんか去年より一回り大きくなっている。
20cmちかくありそうだ。
しかもマルマルしている。
我が家の庭には、よほどご馳走があるとみえる。
子どもの頃はトカゲはもっと身近な存在だった。
自分はトカゲを見るとそれよりも先に逃げるタイプであったが、友達の中には足で尻尾を踏んでいじ
める奴もいた。
踏まれると、トカゲはいとも簡単に自らの尻尾を切って逃げていった。
その動いている尻尾を掌の上にのせて、キャーキャー逃げ惑う女の子を追い回して面白がっている奴
もいた。
カナヘビの語源は、カワイイへびの「愛蛇(かなへび)」だという説があるようだが、とてもカワ
イイとは思えない。
子どもの頃の嫌いなものベスト3が、蛇、クモ、トカゲだった。
自分の中で第3位に位置付けられているほど苦手なものの一つだ。
だがトカゲは2番目に嫌いなクモを退治してくれる。
だから少しは好意的に接しなくてはならないと、多少なりとも敬意を払っている。
妻にも見せようと写真を撮っていると、右手の方で何かが動く気配がした。
そちらを見ると、少し小ぶりのカナヘビがそそくさと倉庫の下に隠れるのが見えた。
ひょっとしてカップルか?
デートの邪魔をしたのかもしれないと思った。
君らのデートに物申すつもりはないが、
これ以上子どもや仲間を増やすのだけは、お断りさせていただきますと言いたい。
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