京都が喫茶都市?

たちばなしNo.21


こうさんの読書三昧


都に行ったときは、必ず古本屋に立ち寄ることにしている。なぜなら京都は学生の街。学生は知識欲旺盛で、それゆえ面白い本がたくさん出回ると信じているからだ。


るとき偶然、京都のカフェについて書かれた本を手にした。川口葉子という方が書かれた「京都カフェ散歩」という1冊の文庫本だ。その副題に「喫茶都市をめぐる」とあった。これに興味を抱いて購入した。


本 京都カフェ


版は平成21年。いまから10年ほど前に書かれたものだ。著者は「約30年にわたり1000件以上のカフェを訪れてきた」と紹介されている。これはすごいと思ったが、冷静になって計算すると1年に30数件。月に2~3件か、それなら自分も行ってるかもしれないと思った。ただ筆者と違うのは、その経験を文字に起こせるほど喫茶店に真摯に向き合っていないということだ。


て、興味をそそられた副題について少し述べよう。
表紙の背には「京都にはカフェが多い。それも、とびきり魅力的なカフェが。」とある。確かに京都市内を歩くと、よく喫茶店を見かける。しかし、喫茶文化が定着している中部圏の方が喫茶店は多いような印象だ。ところが、中部圏のモーニング文化は有名だが、「それがとびきり魅力的なカフェ」と言えるかどうかは疑問だ。
モーニングは魅力的だが・・。


の本は、
第1章 珈琲とエスプレッソ
第2章 京都の歴史とともに歩んできた喫茶店
第3章 カフェの源流から河口まで
第4章 本と珈琲、音楽と珈琲
第5章 町家、洋館、長屋をカフェに
第6章 お茶の香りに誘われて
第7章 食の愉しみ
と題して、61店のカフェが紹介されている。


章のタイトルをみただけでも興味をそそられる。


きなり1店目からかなりの個性とこだわりの店が紹介されている。20代で料亭のような雰囲気のカフェを構える。6席しかないカフェ。確かに京都でならあるかもしれないと納得できる不思議さが漂っている魅力のある店だ。


らば2店目はどうか?
アマガエル色の椅子が並ぶ食堂のような喫茶店。女性焙煎家がきりもりする。オーナーと珈琲談義をかわしながら味わう楽しさが得られる魅力のある店だ。


店目はどんな店か?
ページをめくると右上に鉛筆のメモが。「2016/1/26 ドーナツは良い。喫煙可なのでNG」とある。自分の前にこの本を手にして喫茶巡りをした先輩がいる。それを思うと楽しくなる。古本の魅力である。
「抽出のイメージは澄んだコンソメスープだ」とこだわる店主が目指すのは、偶然立ち寄っておしゃべりする人々に使われる、あたりまえの喫茶店。その傍らに出されるおいしい一杯は、どんな味がするのだろうか。一度味わってみたいと思う魅力的な店だ。


のような店が61店紹介されている。
なるほど、京都はとびきり魅力的なカフェが多い「喫茶都市」だと納得した。
いつかここに紹介されているカフェを一店一店訪ねて、その至極の一杯を味わってみたい。


10年前と変わっていなければよいのだが・・・



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