トイレのはなし 1

たちばなしNo.50

たちばなし



こうさんのひとり言



記念すべき50投稿目だというのに、トイレの話とは自分でもいささか残念な気持ちはあるが、これ以外に思いつかないため仕方がない。
トイレは、人間が生きていくうえで生理的に大切な「食う」「出す」「寝る」の一つに深く関わるものであるから、大切といえば大切な話であることには違いない。

そういえば子どもの頃は「便所」と言っていた。いつ頃からトイレと言い出したのだろうか。オリンピックや万博など国際的なイベントが次々に日本で行われるようになって、それで次第にトイレと言うようになってきたのだろうか。でも、いまだに街中の表記には「便所」が多いように思う。
「便所」、つまり便をするところという意味だろうが、おしっこもするのになぜ「尿所」とは言わないのか。こちらの方が利用する回数は多いと思うが。こんなバカなことを考えながら「便所」の思い出を紹介してみたい。
あまり興味をもってもらえそうにもないが・・


第1の思い出(緊張感漂うボットン便所)

ボットン便所といっても通じない人がいるかもしれない。
ボットン便所とは、水洗、つまり水で流す便所よりも以前の様式で、汲み取り式の便所のことである。床に穴が開いていて、そこに便器の形をした陶器がはめ込まれていた。その穴の下は空洞になっていて真下に糞だまりが設けられていたものだ。
つまり穴の下には、家族の糞尿がためられていた。かつて田舎では、外に甕が直接地面に埋め込まれていて、それが便所だった。
書きながら先ほどの疑問が解決したような気がする。この外にある便所ならば、便をするところに違いない。
では「尿所」は?
それはそこらでちょちょっとしていたのだろう。男なら「立ちション」というやつだ。
女は?「座りション?」なのか???
そういえばずっと昔、おばあさんが道端で着物をまくり上げて、座っておしっこをしていたのを見たことがある。あれはその昔のなごりだったのではないだろうか。つまり、女もああしてちょちょっとしていたのかもしれない。

話が脱線してしまったので、元に戻そう。
水洗便所というものが現れる前は、街中の家庭はどこもこの「ボットン便所」であった。
「ボットン便所」のボットンは、勘の良い方ならすでにお分かりのように、便をした時の音である。ある時期、この音はとても大切な役目を果たすことになる。それは穴の中の便の量と密接な関係がある。
たまった糞尿は月に一度ほど、バキュームカーというものが汲み取りにやって来た。車から長いホースを伸ばして、外の壁に設けられた木の蓋をはずしてそれを穴に突っ込み、ギュイーンと吸い込むのだ。このバキュームカーが来たあとはしばらく良いのだが、少し経つとまた糞尿がたまってくる。そうなると、便をした時にその反動でしぶきが上がって、それがわが尻にふりかかる現象が起こる。これを当時、「おつりがくる」と言っていた。こんなお釣りなどいらないのだが、そういうわけにはいかない。
そこで、ボットンという音に合わせて少しケツを持ち上げるのである。一瞬でも遅れると災難に会うという訳だ。だからこのボットンの合図は、当時は緊張感をもって聞き取っていた。


こんな話、睡魔と闘いながら夜中に書いているのもどうかと思えてきた。
まだまだまだまだトイレの話は続くが、今回はこの辺りで収めさせていただきたいと思う。

次回は怖いトイレの話を紹介しようと思う。幽霊は出てこないが・・



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